- はじめに
- レンタルパーティー
- 構築経緯(採用順)
- コンセプト
- 個別紹介
- 選出について
- 重いポケモン、重い並び
- R1800すら行ったことがなかった男のR2000への努力
- 終わりに
- special thanks
はじめに
はじめまして、ケロムと申します。
今回、S19にて初の最終3桁、R2000を達成しましたので構築記事を残したいと思います。
レンタルパも貼りますので是非使ってみてください。
レンタルパーティー
構築経緯(採用順)
まず、S18の構築記事を読んでいて、最終90位のしゃるさんの眼鏡黒バド軸をベースとして構築を組みたいなと思ったところがスタートでした。
しゃるさんの構築記事のリンク貼っておきます。
https://shallll.hatenablog.com/entry/2024/06/01/000000
黒バドレックス
軸となる伝説ポケモンは黒バドレックス。
特性も加味して圧倒的な火力を持つポケモンなので、対面的もしくは攻めサイクルのような構築を組みたいというところから始まりました。
水ウーラオス、炎オーガポン
相手の構築における一般枠に対してはこちらの一般枠で殴り合いをもって勝ちたかったので、黒バドと相性が良く、単体の対面性能が高い、水ウーラオスと炎オーガポンを採用しました。
ヒスイヌメルゴン
このままではただの脳筋パになってしまうので、黒バドミラーにおいての完全なる受け、その他の対特殊伝説へのクッションとして、数値の優秀なヒスイヌメルゴンを採用しました。
ハバタクカミ
ここまでで対コライドン軸に弱すぎることが判明したので、晴れを無償でパクれて、高火力で上からコライドンを殴れるハバタクカミを採用しました。
パオジアン
最後に、対壁展開、そして何より選出画面にいるだけで強い、上振れの王ことパオジアンを採用し、構築が完成しました。
コンセプト
テラスで各伝説、又は苦手な対象に対して有利を作る。
対応範囲をある程度広げて、動きやすい状況を作って勝つ。
個別紹介
黒バドレックス
最強の伝説枠。
調整は前期90位のしゃるさんが使ってた調整をお借りしてます。
(上記に構築記事のリンク掲載)
耐久に振ることで、スカーフ水ウーラオスの水テラス水流連打をほぼほぼ耐えることができるなど、耐久調整が活きてくる場面が多かった。
ある試合で、原種ガチグマの地震を4で耐えて勝った時は感動しすぎて褒めちぎっていた。
尚、耐久に振っていても、火力面に関してはメガネを持つことによって保証がされている。
圧倒的パワーで数多のポケモンをふっ飛ばしてきた。
テラスに関して。
コンセプトでも挙げたように伝説もしくは苦手とする相手に対してメタを貼りたかった為、黒バドはテラスタイプ地面を選択した。
理由として、
①構築にあえて地面タイプを入れないことによって構築上重いミライドンが電気技を打ちやすいようにし、初手からテラスを切り、切り返しができること。
②黒バドの苦手なイーユイ、ガオガエン、Hヌメルゴン、毒悪勢(Aベトベトン、ハリーマン)に対しての打点になること。
③テラスを切ったチョッキ以外のコライドンに対しての打点になること。
この3つが挙げられます。
技構成は、最大火力のアストラルビット、タイプ一致の中間選択技であるサイコキネシス、テラス時打点のテラバースト、受けループを崩すための未来予知。
(当たった受けループがだいたいアロベト入りでアロベト引き読み地面テラバ打ってたから未来予知そんな押してない)
選出率第1位
パオジアン
最強の襷枠かつ諸説枠。
オーロンゲやAキュウコン入り、選出が悩ましい時くらいしか出すことがなく、汎用性自体が乏しく感じられた。
構築のポケモンを変えるとしたら間違いなくここである。
ただ、対白バド軸や受けポケモンに対して、噛み砕くの通りは刺さっているなとは感じた。
テラスは火力を伸ばすステラ。
氷と選択だが今回は礫ではなく不意打ちなので、ステラの方が良いと判断。
技構成は、最強の上振れ技である氷柱落とし、Bダウンも狙えるタイプ一致の噛み砕く、壁破壊メタの瓦割り、先制技の不意打ち。
カタストロフィを採用した時期もあったが、外しすぎたのでこの構成になった。
壁展開を意識せずに襷パオジアンを使う場合は、瓦を剣舞にするといいと思う。
絶対零度は論外。(過激派)
選出率第6位。
ハバタクカミ
対コライ専用神。
元々、コライドン対策にヘイラッシャを入れていたが、スケショコライにゴリ押しされて普通に負けたので、コライドンを受けるのは無理と分かり、泣き喚いていた時に仲良くしてくださってる方から教えて頂いた型。
(めたもんさんまじで感謝。)
コライドン軸は、基本的に初手からコライを投げてくる確率が高いので、カミも初手から出して、テラスを切るか、後ろに引くかを見定める為に初手は身代わりを押す。
テラスを切ってきたらステラバーストを打つ。
引きの場合は次のターンこちらも引く。
テラスタイプはステラ。
コライドンの主要テラスの関係上、地面テラスでも良さそうでは有るが、構築に地面テラスが2体いるのがなんか気持ち悪かったのと、火力差があるので不採用。
黒バドで地面テラバを打つ事との違いは、
①環境に一定数スカーフコライが存在していたこと。
②コライにテラスを確実に切らせたいが、その性能が黒バドにはあまりないこと。(経験上)
技構成は最大火力のムーンフォース、第2タイプ一致技のシャドボ、対コライ専用技のテラバースト、様子見ができる身代わり。
相手が引いた時のチョッキ暁ガチグマ引きだけは重すぎた。
選出率第5位。
ヒスイヌメルゴン
対黒バド受け最強チョッキ枠。
前期、ミライドンの氷テラバ採用型が結果を残したことと、構築のコンセプト上ディンルー等の地面タイプのチョッキ枠を入れたくなかったので、数値が高くミライドンの攻撃を等倍以下、かつ黒バドにも強い欲張りポケモンを考えた結果、ヒスイヌメルゴンにたどり着いた。
調整意図は、瞑想1積みのC252ステラ状態のテラパゴスのテラクラスター確定3耐え。
性格は大人しい。
Sも落としたくなく、流星群を採用な以上Cも落としたくない為。
元々は性格はそのままで、HA252D4で使っていたが、別に火力はいらないなと思ったことと、瞑想テラパゴスにゴリ押しされた為、今の調整になった。
テラスタイプは悪。
黒バド受けのヒスイヌメルゴンのテラスとして主流なのはノーマルだろうが、襷黒バドによく入っているサイコショックが重すぎるので悪テラスにした。
ただ、悪テラスにしてしまうと黒バドの妖テラドレキに怯えないといけないのでテラスの切るタイミングがめちゃくちゃ重要だった。
尚、格闘テラバ黒バドは切りました。
技構成は妖テラやカミへの打点であるヘビーボンバー、アドを取れるかつ黒バドへの打点であるはたき落とす、エレキフィールドを消すためのアイススピナー、相手の引きに対して打つ流星群。
ただ、このままだとカイオーガに対しての打点がないので、流星群は雷パンチと選択。
流星群の場合は性格大人しい
雷パンチの場合は性格慎重で採用になると思います。
ほんとに採用してよかったと思えたポケモンでした。
選出率第4位。
水ウーラオス
黒バドの最強の相棒。
一般枠に対して強いポケモンその1。
調整含めた構成は前期25位のゆで次郎さんのを使わせていただきました。
元々調整意図はA特化パオの電気テラバ確定耐えだったが、襷電気テラバが環境にほぼいなかったことによって調整自体は腐ったなと思っていた。
しかし、オオニューラの飛行テラスアクロバットを耐えたりしてたので耐久振りが活きた瞬間はあったと思う。
また、オオニューラや、カイリュー、暁ガチグマに対して殴って勝つことができ、黒バドが苦手とするディンルーやガオガエンに対して強いのも良い点だった。
テラスタイプは毒。毒回収とオオニューラ対面やウーラオスミラーの時に格闘技を半減にする為。
ほとんどの試合に選出したんじゃないかというくらい信用して使った。
選出率第2位。
炎オーガポン
本構築一般枠圧倒的MVP.。
汎用性の鬼。一般枠に強いポケモンその2。
ザシアンや白バドに強く、取り巻きにも強い。
特に終盤に流行ったキノガッサに対して怯えなくて良いという利点は物凄い大きかった。
そして、岩石封じによりザシアンの草分けやカイリューのスケショでSを上げさせないサポートの動きが出来たり、特性の型破りによって、ミミッキュに対して強く出れるのも偉かった。
調整意図はA+1陽気ザシアンの巨獣斬+インファイト確定耐え。
技構成は最大火力のツタ棍棒、サブウェポン兼回復技のウッドホーン、サポート技である岩石封じ、対ヘイラッシャや白バド対面の時に押す剣舞。
正直、炎ポンの技構成は何でも良いと思ってる。
アンコや挑発入れるのもありだろうし、はたき落とすやじゃれつくを入れてもいいと思う。
それくらい自由度があり出しやすいポケモンだったと思うし、ザシアンと白バドのテラスが水多めだったのも追い風だったと思う。
選出率第3位。
選出について
対ミライドン構築
対コライドン構築
(基本) ハバタクカミ+黒バド、ウーラオス、オーガポンから@2
(ウネルミナモ入り) ハバタクカミ+ヒスイヌメルゴン+パオジアン以外から@1
対黒バド構築
対ホウオウ、ムゲンダイナ入り受け構築
黒バド+ウーラオス+オーガポン
対ザシアン構築
オーガポン+ウーラオス+黒バド
対白バド構築
オーガポン+黒バド+ウーラオスorパオジアン
対カイオーガ構築
対テラパゴス構築
その他
対日ネク構築
パオジアン+オーガポン+黒バド
対オーロンゲ、Aキュウコン入り
パオジアン+黒バド+ウーラオスorオーガポン
対メタモン入り特殊伝説軸
重いポケモン、重い並び
- 瞑想ルギア軸、瞑想ルナアーラ軸
誰も対抗できな過ぎた。
黒バドが打ち分けできる型だったら勝てたのかもしれないが、コンセプト変えるつもりはなかったので割り切った。
- コライドン軸にたまに同居してるチョッキタケルライコ
打点がない。思ったより硬い。放電麻痺最強。
- カイオーガ、イダイトウの並び
火力が頭おかしい、誰が受けれるんじゃ。
選出画面で選出とともに僕の顔も歪む。
黒バドを選出しないのかヒスイヌメルゴンと一緒に選出するかの2択を迫られる。
R1800すら行ったことがなかった男のR2000への努力
今回、ポケモン人生初の最終3桁、R2000を達成しましたが、前期までは良くて4桁後半の初心者プレイヤーでした。
参考までに前期の最終結果がこちらです。
しかし、入っているディスコードの鯖のみんなのレベルが高かったり、オフ大会でめちゃくちゃレベルの高い人達と交流したりで、僕も勉強してしっかり結果を残したいという気持ちが強くなりました。
数々の努力や考え方を持って挑みました。
ということで僕がR2000を達成する為に決めた事、行った事を紹介します。
①対戦数をこなす
これはただ潜るだけじゃなくて、環境を調べたりとか変化を読み取ったり、全伝説毎の動き方のパターンを調べたりです。
あとは、なんと言っても構築の練度を高める事と、改善点を見つけるのにも対戦数を稼ぐ事は必要かなって思います。
特に、僕みたいなポケモン始めて半年ちょいくらいのプレイヤーは対戦数やらないといけないなって思って潜ってました。
今期の対戦数でいうと、2rom合わせて900戦は超えてる感じです。
②積極的に自分から構築相談しにいく
潜ってるだけだと知識の浅い僕には発見の限界があると思っていたので分からない所があれば積極的に構築相談をしにいく事を心がけてました。
僕には考えつかなかったポケモンや視点を知れるし、吸収できる機会だなと感じました。
相談乗ってくれた方々、丁寧に返事くれてありがとうございました。
③オフ大会やオンライン大会に積極的に参加して、緊張に勝つメンタルと経験を得る
本当にポケモンというゲーム、メンタルゲーです。
元々、メンタルもない、実績も実力もない、だから自信もない
という感じだったので、どれかをこれはあるっていう状態にさせようと思って、色々な場所に参加していきました。
特にオフレポも書きましたが真皇杯予選は自分の中でのターニングポイントだったのかなと思っていて、結果残したわけじゃないけど今一度いい経験だったなと改めて思います。
最後に、絶対に信じて諦めないこと。
めちゃ頑張ったら1ヶ月でレート300上げることができるっていうのを僕は証明しました。
正直、心折れそうになったり、構築が血迷ったりした時もあったけど、最後まで信じてやり切りました。
R2000乗った瞬間は嬉しくて泣いちゃいました。
3桁行きたいけど行けないってなってる4桁の人は諦めないで、頑張ったら報われるのでやってみてください。
7月の目標はR2050、オンライン大会で結果を残す事です。
その目標に向かって全力で頑張ります。
終わりに
ここまで読んでくださった方ありがとうございました
構築への質問だったりとかシンプルに仲良くなりたいって思った方は、Xの方にDMくだされば応えますのでよろしくお願いします
X @poke_kerom
special thanks
構築相談に乗ってくれた、くまばやしさん、かいぷーさん
めちゃ助かりました ありがとう。
いつもお世話なってるリバティーガーデン鯖のみんな
いつも楽しくポケモンができて、成長できてるのは間違いなくみんなのお陰です。
本当に本当にありがとう